所長ブログ「ケンさんが往く」

2023.07.02

タイの屋台

コロナ前までは年に2回くらいはタイへ行ってました。

コロナは一応終息したようですが(でもないか)仕事の兼ね合い等で、では行こうか、とはなかなかなりません。

 

タイといえば、屋台ですね。

初めてバンコクへ行ったときに、暗くなった街路の両側に延々と続く光の列、長大な屋台に驚きました。

 

最初はクーラーの効いたレストランで食事をしていたのですが、何回か行くうちに、自然ホテル近くの屋台に足が向くように。

なぜかって?食事に関しては屋台の方が安くてずっと美味いからです。

 

衛生上の問題を気にする人もあり、食あたりは結構個人差があるので、他の人に薦める気はありませんが、生ものや生水に一応気を付けてはいるものの、腹の具合が悪くなった経験はありません。

 

タイ料理がパクチーをはじめ色んな香草や、唐辛子、しょうが等を多用するのは、暑い気候に対処する工夫であるとともに、食当たりを防ぐ知恵でもないかと思いますね。

 

コロナ前には屋台はバンコクの街中のいたるところに有りました。が、最近、バンコク当局は屋台が不衛生であるという理由で、屋台を、いわゆるフードコート的な衛生環境の良い(?)区域に集約しており、街中の屋台を整理しているということです。

 

まあ、確かに、私が贔屓にしていた屋台は、歩道にテーブルと椅子を並べただけの典型的屋台でしたが、そこのカオマンガイトートは絶品で、トーガンの入ったスープと併せて、こんなに美味しく腹いっぱいになるものが、なんと50バーツ(コロナ前のレートだと150円程度)でした。パクチーなんかは束にしてテーブルの上に置いてあって、好きなだけ食べて、という感じでした。

 

この贔屓の屋台が、整理の対象になって、無くなっているかも、と思うと、居てもたってもいられないです。