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所長ブログ「ケンさんが往く」
2023.08.06
NHK大河ドラマ「どうする家康」を楽しく見ています。
悪者の印象があった築山殿を有村架純が演じていたので、こんなカワユイ子がどうやって悪者になるんだろうと不思議でしたが、ドラマではそれが見事に解決されていました。
ドラマでの築山殿(瀬名)は長男信康が戦の人殺しの中で精神的におかしくなっていくのを見かねて、今川氏真、武田勝頼、北条氏政等と平和連合を作るべく画策していた。
しかし、それは信長の知るところとなったために徳川の家が危うくなるのをおそれ、家康が止めるのも聞かずに自害する。母の死を知った信康も自害する。家康はその尊い死と天下平和の理想を胸に本能寺で信長を討つ決意を固めるが、その前に私怨を秘めた明智光秀によって信長は討たれてしまう。
なかなか面白く、物語として説得力がありますわね。
ところがネットで歴史家と称する方が、現在明らかになっている信頼できる証拠によると、築山殿と家康の仲は浜松時代には冷え切っており、別居状態にあった。なので、築山殿の事件は謀反であったのが明らかであり、大河ドラマは史実を無視している、とエライご立腹なのでした。
あなたねえ、歴史ドラマと歴史を勘違いしてるんじゃありません?