所長ブログ「ケンさんが往く」

2023.12.23

時代の流れ

私は中小企業家同友会という中小企業主(個人事業種を含む)の交流会に入っています。

私の属する地区には「飛翔」という会内誌があり、次回(12月号?)で200号を迎えます。

月一回の発行なので16年半ほども途切れることなく発行されています。

編集者は当然何回か変わっています。

 

たまたま200号の記念記事を頼まれた(というのは私が地区会長をしているときに創刊された)ので、手元に残る過去に配信された飛翔のうち39号(平成22年7月6日(火)発行)というのを見つけて読んでみました。

 

39号が出たのは今から13年前。

読んだ感想を一言でいうと、野生的!!

その頃編集の責任を担っていたのは丁度我々昭和20年、30年生まれの者たちであったはず。

我々の時代はなんじゃかんじゃいっても、破天荒で、形式破り、反抗的、…だったようです。

それに比べて今は洗練され、礼儀正しく、順応的(表面的には)、…ですね。

 

これはあらゆる分野でいえることで、プロ野球でも我々の頃は野武士軍団、なんて、いかにも無頼な、みるからに反抗的な人達が主役であったような気がします(巨人だけはやや紳士だったかな)。

それが今やどうですか。大谷なんて、どこから見ても穏やかな紳士的若者が、人類未踏(?)の大偉業をさらりと(少なくとも表面的には)スマートにやってみせる。

 

どっちが良いというわけではありません。時代の流れですね。

 

考えてみれば我々も学生時代の長髪を、みっともない、軟弱!、と前時代の人たちから批判されていたのですから。