所長ブログ「ケンさんが往く」

2024.03.20

タイのタクシー

私がタイへ初めて行った今から15年ほど前に、最初に驚いたのはタクシーにメータが無かったことですね。

全てドライバーとの交渉でした。

 

日本人はあまり主張しない大人しい、それでいてお金は持っている旅行者とみられていたので、だいたいタクシー料金はボッタくられていました。

 

空港からバンコクの中心部まで普通なら250バーツくらいのところを350バーツから400バーツ取られてました。最初は右も左も分からないので、そんなもんかと思っていたのですが、後日知人に聞くと「そりゃボッタくられたな」ということで。

 

ただ、当時は1バーツが3円かそれ以下だったので、150バーツボッタくられても450円、日本のタクシー代に比べれば距離からいっても目くじらを立てるほどでもなかったです(私は)。

 

タイに行き慣れていた友人はドライバーと長々と交渉して300バーツ程度には値切っていた(?)ようですが、私はタイに到着した早々から500円程度のことで長々と交渉する気にはなれず、いつも言われるがままに払っていました。

 

それが7,8年前頃からメータタクシーが増えて、メータで料金が出るようになったため明朗会計になりつつありました。もっとも、メータがあっても空港とかの遠距離になるとメータを使わず、ふっかけてくるドライバーも多かったです。

 

コロナ以後はタイへ行くこともないので現在の状況は分かりませんが、息子達のような若い世代はライドシェアアプリでタクシーを呼ぶようで、ボルようなタクシーは避けられているようです。

 

餌食になるのはアプリが使えない我々年寄り世代ということのようですが、まあその程度のボラレなら、ああ東南アジアにやって来たなー、という感慨の方が大きくて、私なら全然許しちゃえますが(笑)。