所長ブログ「ケンさんが往く」

2024.04.13

ソンクラーンのお祭り

4月というとタイは雨期に入る前の一年で一番暑い時期で、この頃にソンクラーンのお祭りが行われます。

 

私は11月の乾期に行われるロイクラトーン(灯籠流し)には、東北部のウドンタニという町を旅行しているときに丁度居合わせて、人々がバナナの葉とお花の手作りの灯籠に蝋燭を灯して川や池に流す幻想的な光景を楽しみました。

 

もっとも、あくる日の昼に池に行ったら流された無数の灯籠がゴミのように岸辺に集まっていて興ざめしましたが。

 

さてソンクラーンですが、私はその頃にはタイに行かなかった(酷暑なので)ので、その祭りは見たことがありません。もともとは年長者などの手や仏像に水を掛けてお清めをするのが始まりだったらしいです。

 

ところが近年は酷暑の水かけ祭りとして有名となり、それもバケツやコップで水を掛け合う原始的なものから、最近ではゴーグルと水着で完全武装(?)して大型水鉄砲で派手にウォーターバトルするようになったとか。

 

一度そのウォーターバトルに参加してみたく機会を窺っているのですが、未だ果たせずにいます。

 

今年も丁度今ソンクラーン祭りの真っ最中で、National Thailand NewsやThe Pattaya Newsではソンクラーンの話が大々的に取り上げられていますが、何故か「Maha Songkran World Water Festival 2024」という官製の(?)お祭りの話ばかりで、ウォーターバトルの現場の状況を報告するようなものはありません。

 

日本でもそうですが、官製のお祭りというのは小奇麗ですが祭り本来のエネルギーに欠けるところがあり、私としてはウォーターバトルの現場報告のような活力にあふれたニュースを望みたいところです。