所長ブログ「ケンさんが往く」

2024.07.13

タイで同性婚が合法化

日本では、結婚した夫婦が別姓を名乗るのを合法化する運動が起きてますが、NIKKEI ASIAによるとタイでは同性婚が合法化されたようです。

 

同性婚の合法化はアジアでは台湾に続いて二番目だそうです。

台湾では既に合法化されていたというのは意外でした。

 

同性婚が合法化されると、遺産相続等の配偶者としての法的保護が受けられるようになるそうです。

 

タイは私が良く行っていた15年以上前から、ニューハーフという女装した男性が市民権を得ていて、ニューハーフショーを開催する有名な劇場がバンコク市内に2カ所あり、ごく普通の観光ルートに組み込まれていました。

 

ニューハーフと思しき店員さんは普通の飲食店で良く見かけましたし、日本でいうゲイバーやゲイクラブも堂々と繁華街に店を構えていました。

 

なので、社会的に認知されているだけでなく、法的保護もあるんだろうな、と勝手に思っていましたが、同性婚が合法化されている訳ではなかったようです。

 

今回の合法化を受けて、サムイ島かどこかに同性婚者の楽園を作ろうという話もあるようです。

 

また、観光省(?)などでは、欧米やアジアからの同性婚者のタイへの移住が促進されて経済が活性化されると期待しているそうです。

 

同性婚者の中には異性婚者と同様にいろいろな才能を持った、技術者や起業家や芸術家等が居るわけで、少子化による労働人口の減少が問題となってるタイで、同性婚者の移住による労働人口減少への歯止めが期待されているという訳です。

 

同じように労働人口が減少している日本でも、夫婦別姓どころか同性婚の合法化が日程に上る日が来るのでしょうか。