所長ブログ「ケンさんが往く」

2025.02.03

歯科醫院

車で走行中にふとある歯科医院の前を通ったら「医院」ではなく旧字の「醫院」と書いてあった。

 

古い、つまり伝統ということが、確かに価値になる店(?)はある。饅頭屋や菓子屋だ。

 

歯科医院は、古い伝統がある、ということが価値になるのかなー。

 

例えば私の持つ資格「弁理士」は昔は「辨理士」と書いたそうである。

 

「辨理士」と書いて、古い伝統のある特許事務所というのが何かウリになることがあるだろうか。

 

依頼者からしてみたら、大丈夫かな、AIがらみの先端技術案件なんか依頼しても理解してもらえるかな、と思うんじゃないですかねー。

 

つまり我々の職業では「古い伝統のある」というのは、あまりどころか全くウリにならないです。

 

それと同じで、歯医者さんが「醫院」では、若い人はまず読めないだろうし(話題にはなるかもしれませんが)、治療方法が最先端を行っているとは誰も思えないのではないでしょうか。

 

やはり「歯科醫院」の歯医者さんでは、歯抜きで挟んで麻酔もかけずに歯を抜かれるような気がして、よろしくないと思いますよ。